2012年11月28日水曜日

リアルで繋がる→情報活動発信→有権者参加型政策→シェア拡大

日本でも選挙へのSNS利用の機運が高まっている。先のアメリカで行なわれた大統領選では【SNSの影響力が前回に増して大きくなった点】に、日本の政治家も注目し始めた。

TwitterとFacebookのデータからわかる大統領選
http://blogos.com/article/50570/

公示日から選挙日、つまり12/4~12/16までの間はネットは使えず。

ところで、衆議院選挙では小選挙区制をとっており、これは区ごとに一人が選出されるため、東京のような人口が多い場所では例えば100万人が1人を選ぶ、逆に地方都市では25万人の票を集めただけで、選出される。これを【一票の格差】と呼ぶ。

立候補者はいくら全国的にファンがいても駄目で、こればっかりは地元の人々に対して、地道にアプローチしていくしかない。要は【ファンの総数ではなく、出馬エリアのファンのシェア率が重要】なのである。

Google的Web(検索型情報流通)は、「不特定多数の人々に対して情報を拡散」させる効果が高い。しかし「ある特定のエリアに対して情報を拡散」させるためにはFacebook的Web(人間関係型情報流通)の方が効果的である。

選挙にネットを使えるのは12/3まで。考えられるSNS活用戦略としては以下のとおり。

①地元の有権者と直接繋がるイベントを行い、FBで友達になる(チャネルフェーズ)
②共感される政策を、マルチメディアで発信する(情報発信フェーズ)
③地域有権者参加型の政策考案を試みる(巻き込みフェーズ)
④情報がどんどんシェアされる(拡散フェーズ)

本来は①〜④を選挙期間ではない時に、継続していないといけない。さすがに付け焼き刃は通用しない世界である。でもこれをシステム化し、【次の選挙までの準備を整えるためのプラットホーム】があったら…面白いんじゃない??



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