2013年1月9日水曜日

「格安会社設立業」のビジネスモデルを分析

会社設立で検索して見つけた、会社格安代行センターKCC。こんなに格安にして、果たしてこの企業はどこで儲けるのだろう…?勝手に情報収集して分析したところ、ビジネスモデルはこんな感じ(図を参照)みたいです。

内部が不透明な業界というのは、徹底的に情報開示することによってイノベーションを起こすことができます。当社が顧客に提供する中心的な価値は「会社設立に特化」したこと、そして「完全な明瞭会計」及び「プロセスの透明化」。

ビジネスを発展させた仕掛けとしては、Webマーケティングのうまさが考えられます。実際に、GoogleやFacebookなどでよく見かけますし、お客様の声を集めて掲示することにも熱心です。

収入源としては起業家の登録料がありますが、格安すぎてそこではペイできません。キーワードは紹介ビジネス。インターネットなので様々なサイトを紐付けやすい。ここでは会社登記時に必ず必要になる「社印」制作業者や、起業後に必要になる「税理士」の紹介をしているようです。もちろん、他にもあらゆるサービス(Web制作とか印刷関係)を追加していくことができます。

一度プラットホームを作ってしまえば、噂が噂を呼び、いろいろな人がこのサイトに集まることになります。そうなると今度はスケールエコノミーが働き、成長はどんどん加速します。最終的には【起業にまつわる全てにおいてのプラットホーム】、起業版「Amazon」や「楽天」みたいになるのではないでしょうか?




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