2014年9月25日木曜日

平成2015年度 QBS願書受付がスタート!

いよいよ、今年もQBS【九州大学のMBA】の募集がスタートします(出願期間:9/26~10/3)。試験は2段階に分かれており、一次審査は小論文の提出(研究計画書)、そして二次審査は英語、面接。合計3つの審査が行なわれます。出願したい方のための一言メモ。
【研究計画書】
1.志望理由 2.学習計画 3.将来の進路計画 4.社会体験記録 以上、四項目についてそれぞれ1000字以内で記述します。内容はもちろんですが、文章の論理性、誤字脱字、求められていることを正確に記述しているかどうか等、基本的なことも重視されるようです。
私が提出した際に気をつけたのは、社会体験記→志望理由→学習計画→進路計画の筋道が相互に繋がっているかどうかです。これら4つの項目の中心には「軸」を立て、どこから質問されてもその軸にたどり着くようにしておけば、質疑応答されてもブレません。虚飾はいりません。シンプルに今の自分を出し切ることが重要だと思います。
【英語】
あくまで現段階での英語力を調べるものであって、「○○点以上が合格」のような明確な基準は無いようです。ただ、QBSは英語授業(先生の講義、レポート全て英語)が必修科目に入っていますので、ある程度の英語力が問われます。来年の春まで時間がありますので、現段階で英語が出来ないからと言って諦める必要もありません。
【面接】
主に研究計画書に書いたことについて、三名の教授に面接されます。私の時はまず7分程度で研究計画書についてのスピーチをさせられ、その後でスピーチや計画書の内容について、質問をされました。査定される内容は、資質、将来性、意欲、語学力など。
「なぜ、自分がQBSに行く必要があるのか」について、自信を持って明確に説明することができ、その内容に妥当性があれば大丈夫だと思います。ただ、よく言われていたのが、QBSではメンバーのダイバーシティを重視しているということでしたので、できるだけ自分の個性は出した方がよいと感じています。
以上、一言のつもりが長くなってしまいましたが、合格に当たって重要なことは「校風」を知ることだと思います。研究計画書にせよ、面接にせよ、QBSの校風に自分を翻訳することができれば、合格に近づけると思います。大学説明会に行かれた方はその辺りを感じることができたかもしれませんが、もし参加していない方も、卒業生や現役生の話を聞く事でその校風に触れることができるでしょう。
通常のMBA課程に加え、起業家向けプログラム、留学生との交流、他学府の受講、他MBA校との交流、シリコンバレーのプログラム、地域政策デザイナー養成講座などなど。私はQBSをフル活用できた卒業生の一人だと自負してます。もし志望される方がいらっしゃいましたら、ご相談に乗りますので気軽に声をかけてください。(ちなみに私の修士論文のテーマはこの写真にありますように、「医療機関によるSNS活用の有効性とその要因」でした。)
注)あくまで3年前の情報です。古くなっている部分もあると思いますので、情報ソースは公開されているものをメインに、できるだけ多くに触れると良いと思います。