2012年4月12日木曜日

QBSめでぃあ部・ミーティング議事録

既にFacebookグループも発足し、情報交換が行なわれている「QBSめでぃあ部(仮)」ですが、授業が終わった後に、QBSの教室の隣に設置された九大サテライトオフィスの会議室を借りて(なんと学生は無料)、一時間弱のミーティングを行ないました。今後、どのようにめでぃあ部を展開していくべきか。出てきたキーワードは、「目的」「プロセスキャスティング」「メディアリテラシー」「プラットホーム」「リアルビジネス」の5つ。それぞれをまとめると。。。

「目的」
私は今まで、企業やコミュニティのオウンドメディア(自社所有メディア)の立ち上げに何度も貢献して参りましたし、それをビジネスにして参りました。それは他業種に渡り、病院、地方自治体、芸能事務所、町おこし、通販事業者、NPO法人、アーティスト集団などなど。MikuraTVがそこで身につけたノウハウを全力提供することを約束。そして「私たち10期生が在籍するこの二年間で、QBS自体がネットテレビ局を持つ(SNSによる口コミプラットホーム、及び12期生以降への継続システムの構築も含む)!」というビジョンメンバーにシェア。その器がどのように成長していくのかは私も全く分かりません。それはむしろ、メンバーたちが自分たちで作り上げていく物語だと考えています。

「プロセスキャスティング」
そこでこのプロセスキャスティングというキーワードが現れます。プロセスキャスティングとは、「ある個人やコミュニティが成長していく過程を全て透明化して配信する」というメディア手法。視聴者の方々はほぼ無編集の情報を目の当たりにすることで、そこで起こっていることを現在進行形で体感することができます。生のライブ感が味わえるということです。つまりこの番組を見て、あたかもQBSに体験入学しているかのような錯覚を得たら、プロセスキャスティングは成功といえるでしょう。だから、企画や見せ方といった装飾はあるにせよ、俗にいう”やらせ”はいっさい無しのガチ勝負です。

「メディアリテラシー」
これは出演者側のインセンティブです。仮にこのプロジェクトに関わる(出演する)ことになれば、不特定多数の人々に対して、何らかのプレゼンする機会が与えられます。つまり、毎回プチテレビ出演体験をすることになるのです。これを続けていけば、まずメディアが怖くなくなります。ビデオカメラと対峙しても緊張せずに自分の意見をしっかりと述べる態度を自然に手に入れるようなものです。これは大きな自信になると思います。更には参加メンバーには、USTREAMに置ける「真の双方向性」を体得して頂きます。これは通常のマスメディアでは決して手にすることのできないノウハウで、未だ、日本でここを理解している人はほんのわずかです。世界でも数%いるかいないか。非常にエキサイティングな世界です。
それを実現するために、USTREAMの告知などを口コミ拡散するに当たって、極めて重要なソーシャルネットワークの学習もやって頂きます。その点、私はFacebookやTwitterの講師をやっているので、ご指導させて頂くノウハウは持ち合わせています。まずはここに習熟して頂く、つまりこのプロジェクトに真面目に参加するだけで、SNSメディアリテラシーを向上することができるのです。

「プラットホームとリアルビジネス」
まずはQBS10期生からスタートした当ムーブメントですが、実は既にこの件に関しての問い合わせが来ています。ある程度、プラットホーム戦略に習熟した人なら、この動きの意味することがどんなに大きな可能性を秘めているか分かるからです。未だかつて、ビジネススクールの現役生徒が主体となってその成長過程をリアルタイムでシェアするような取り組みを聞いたことはありますか?これが成功すれば、世界初です。そこを視野にいれて、ゆくゆくは当然All in Englishでの配信にになるでしょう。九州大学院という素晴らしい教育機関から、これまた世界基準といってもよいビジネスマスターの称号である、MBAのコンテンツを世界に対して配信するのです。もちろん、ハードルは高くなりますが、そこまで目指して"なんぼ"です。逆に言うと、当プラットホーム(QBSめでぃあ部)が、社会にとって面白く魅力的な場所になることができれば、自然と賛同者が集まってきます。ゲストが呼べるようになります。それはQBSの先輩であったり、他校のMBAを志す生徒であったり、ビジネスの第一線で活躍している方であったり、産学連携を目指す官公庁の役人であったり。この場をプラットフォーム化することによって、様々な交流が生まれることになるでしょう。その上で、ステークホルダーたちは自由に繋がり、情報交換をし、リアルなビジネスを創出することができるようになるはずです。

ここにある概念は私の提唱した基礎的なものに対して、メンバーがいろいろ追加してくれたものをまとめたものです。すでに理念は「QBSめでぃあ部」のものと言ってもよいでしょう。これから、もっとブラッシュアップしていくであろう、QBSめでぃあ部。興奮して眠れませんわ。



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