2013年3月15日金曜日

私のSNS持論:地域総ソーシャライズ仮説

最近、いろいろな所で町おこしに関わるソーシャルメディアの講座を開催しております。本日、私のSNS教育のコア概念について取材されたので、頭の整理のためにまとめてみました。私は常に以下の図のような仮説を立てて動いております。(各講座は私が主催するものばかりではないため、各主催者の要望により特色が出ますが、私の基本概念は同じです。)

すでにある手法として、一部の有力者が音頭を取ってソーシャルメディアで「盛り上がっている感」を出し、話題を誘ってクロスメディアでムーブメント化する…というやり方がありますが、これとは真逆の手法です。(この手法では、パワーのある人がいなくなった時点で失速するリスクがあります。)

私の理論では、地元の生活者たちに対して、五段階のステップ「①インフラ化②ユビキタス化③ソーシャル化④マルチメディア化⑤エバンジェル化」を踏んでもらい、真のソーシャルメディアマスターになって頂くプログラムを準備します。つまり最終形として、個人メディアユーザの自動大量生産が実現されます。

もちろん、ものすごい労力と時間、根気がかかります。すぐに効果はでません。最後の頃になってようやく成長カーブの傾きが大きくなるのはそのためです。ですから短期的な効果が求められるプロジェクトとしては不合格です。

しかし5年(早ければ3年)かければ、絶対に根付きます。そして根付いた後は、かなり強力な情報発信力を手にすることでしょう。。言語、音声の翻訳技術が充実してくれば、国際的にブレイクする可能性も開けます。

最終的には「メンバー」全員に、私程度(あるいはそれ以上)のSNS総合発信力を持って頂くまでのカリキュラムとなります。私程度の発信力が300人くらい集まれば、かなりのパワーになると思っています。ちなみに、自分が今までやってきたことを丸々体系化しているので、これのノウハウ移転は可能だと考えています。

そんな地域では小学校でも、国語、社会、算数、理科、英語に次いで、当たり前のようにソーシャルが教えられるのが常識になると思います。小学生から高齢者まで誰もが五感と同じようにネットを使い、ソーシャルで繋がる時代。10年かけて作るプランです。このワクワクが私の原動力でもあるのです。

追記:私程度というのは=FB等のソーシャルメディアを平均以上に使いこなし、ユビキタス(ネット常時接続)状態で、ソーシャルの肌感覚が解り、動画や写真を扱え、それを教えることができる状態。友達に読まれること前提だったので、解りにくかったですね。説明を省略して申し訳ありませんでした。






~ 地元九州でMBAを取るなら ~
九州大学ビジネススクール(QBS)について↓
http://mamorumasumoto.blogspot.jp/2014/03/qbs_30.html

0 件のコメント:

コメントを投稿