いわゆるネット上での「e司法書士」サービスなのだが、
本当によくできていると感心する。
使っていてあまりに見事なので、ビジネスモデルジェネレーションで分析してみた。
©ビジネスモデルジェネレーションより引用
また、サービスの流れと要所要所で使用されているテクニックは以下の通り。
まず「Webサイト」が非常に充実しており、会社設立にあたって必要な情報がほとんど網羅されている。
その情報を読むだけで、小一時間コンサルされたのと同じ効果があると言ってもよいだろう。
さらに「Email」による自動返信システム及び規定の「アンケートフォーマット」で、
やり取りをシステム化。
そして料金の銀行振込と印鑑証明の「FAX」による、
契約及び顧客対応の開始フラグ設定。
ここで社印三点セットの「抱き合わせ」販売も行なう。
個々の客に対応する担当者は、「アウトソーシング」された全国の司法書士。
やり取りは全部メールで行ない、緊急時は中央の「コールセンター」で対応。
そして着払いにて送られてきた小包の中には、
完璧なマニュアルと社印が梱包されていた。
あとは自分で公証役場、法務局、他関係部署に対して「セルフサービス」で行なう。
このビジネスモデルは、他のどのような士業にも転用できる。
まさに士業界のイノベーターといえましょう。
仕組み自体は意外と単純なので、士業の方、誰か一緒にやりませんか(笑)?
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