2014年4月11日金曜日

第二回九州スタートアップパビリオン

第二回九州スタートアップパビリオンに出席。



冒頭では、高島市長が「創業特区:スタートアップシティ」としての福岡市の今後のビジョンを話された。我ながら、よいタイミングで起業したものだと思う。起業家にとっては追い風なので、頑張りたい。

続いて、九州のアントレプレナーたちが、投資家の前で10分のピッチをし、投資家とマッチングするという本イベントに。
うまくいけば出資も受けることができるかもしれないという…。全部で8社の起業家がプレゼンをして、それぞれに投資家が様々な質問を投げかけていた。VCが見ていた視点は、以下のような感じだった。

①インダストリー
これから伸びる市場があるか、マーケットのサイズはどの程度か。

②ポジショニング
業界内での競合との差別化、ポジションをどこにもっていくか。

③ビジネスモデル
スケールメリット、マネタイズの詳細、ビジネスの流れのシンプルさなど。

④ビジョン
経営者の思いがあるか、そのビジネスをはじめたきっかけのエピソードなど。

⑤プレゼンテーション能力
分かりやすいかどうかは、言うまでもなく重要。

プレゼンはコミュニケーションそのものだ。プレゼンを上手に説明できないと、いかに良いサービス・商品を持っていても「認められない」という事実を見せつけられた。そういえば、ビジネススクールではエレベーターピッチの練習をよくやった。1分間で自分がやりたいことを投資家やエンジェル、企業であれば役員に対し説明するために、常日頃から練習しておかなければならない。

専門用語を避けて、ビジネスモデルをシンプルにあらわすべきだ。自社の価値提案は何で、顧客は誰で、そこにどのようにアプローチし、マネタイズはどうするか。それを達成するための人的資源はあるか、パートナーはどうか、コスト管理はされているか…などなど。会社を立ち上げたら、これを日々繰り返していく必要があるので、今からしっかり準備しておかなければと改めて感じた。


福岡には頼もしい起業家仲間がたくさんいますね。

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